円単位時代の切手帳は、色々なタイプの様式があるので好きですね。それがローマ字入り時代に入ると、定型化してしまうので、ちょっとつまらない。もっとも、円単位切手帳は定型化への序章みたいな存在とも言うことができます。 画像は、…
月: 2024年8月
文化人シリーズの使用済
先日届いた『郵趣』9月号に文化人シリーズの記事が掲載されており、興味深く読みました。というわけなので、文化人シリーズの使用済をご紹介します。 僕の日本切手単片使用済コレクションは、マーキュリー図入りアルバムを使っています…
『郵趣鶏助集』第7輯
日本を代表する古参郵趣会として著名な、日本郵楽会創立70年を記念して刊行されたのが本書で、会員のコレクションから単品で或いはリーフの形で、ご自慢のマテリアルが紹介されています。 既に、多くの方がお持ちだと思いますが、本書…
ネパール・局長印加捺切手付封筒の使用例
画像のカバー、切手付封筒なので本来は表面を見せるべきなのですが、それではこのマテリアルの価値が見えないので、裏側を見せて、表面は60パーセントの縮小画像にしてあります。できたらオープンカバーにしたいのですが、それだとリー…
越前国蔵作郵便局の開函証印帳
8月22日の「1通の葉書から」の記事の中で、越前国足羽郡所在の蔵作局について若干触れましたが、下の画像は同局の開函証印帳からの一部。本来は簿冊形態であったはずですが、バラされた状態で二丁分、5月1日から31日までの1ヶ月…
ネパール・初期葉書の使用例
画像は、ネパールが1887年に初めて発行した葉書の使用例です。この葉書の本当の使用例というのはとても少なく、入手には苦労が付きもの。時々オークションに出品されているのを見ることがありますが、当時ネパール国内に居たインド人…
種まき・カメオ型30サンチーム
画像は、フランスが1907年から発行を開始したカメオ型30サンチームの刷色オレンジ。30サンチームは、このオレンジから線描き型からカメオ型へと変わっています。 長期間(1907〜1920年)製造された割には貧弱なリーフで…
1通の葉書から
画像のリーフは、越前国大野郡に所在した中手(なかんて)局のKG印で抹消され、隣りの局である蔵作へ宛てたもの。蔵作局の到着印もあります。 中手局は、明治17年7月1日開局で、20年3月31日に廃止。蔵作局の方は、明治13年…
目からウロコだったはなし
子供の頃に郵趣雑誌や解説本で「切手商で目打ゲージは使うのはご法度」。という趣旨の話を、よく読みました。もちろん僕は小学生だったので、目打ゲージで測って珍品を探し出すなどは、無縁の世界だったことは言うまでもありません。でも…
菊切手20銭
菊切手20銭のリーフ。もう全くつまらない、しょうもないリーフですわ。 上段は、未使用の色調違い。色は、この2種類だけなのでこれで上がり。せめて、色だけは怪しげな使用済ではなくて、未使用で見たいもの。更に進むと色と目打の関…