心に残る切手

フランスの美術切手シリーズから、1977年9月19日発行のピエール・イヴ・トレモアの「デッサン」。

私が知っている切手の中でも、トップ・スリーに入る強烈なインパクトを放っていることは、出会ってから50年弱が経ちますが、全く変わりはありません。

私の中で言えば、この切手に出会う以前の美術切手は、国内なら国際文通週間や切手趣味週間、近代美術シリーズに代表される、いわゆる一般的にわかりやすい美術作品が多く、安全運転とも言える美術切手ばかりでした。

そのような時にこの切手が目の前に現れたのですから、オドロキのデザイン。

ピエール・イヴ・トレモアのデッサンには、本作品と同じような流れのグループがあり、どれをとってもクールな感じが素晴らしい。
この切手を20とか25号位に拡大してシンプルな額に入れ、リビングとか寝室の白い壁に架けてみたいのです。

アートが切手になって、それがまたアートになる。
素敵なことだと思います。

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