フランス・種まき15サンチーム

久しぶりの「種まき」は、線描き15サンチーム。

使用済単片では、タイプ1〜5が揃っていますが、この他にタイプ6というのがありますが、そちらは未入手というか、まぁ、永久に未入手でしょうね。
間違って、どこかに落ちていたら別ですけど・・・。

「種まき」のタイプ別分類って、こうやって並べると簡単そうに見えますが、実際の作業は大変なんですよ。
ガッターが狭くて、オフセンターが当たり前だし、肝心の所が見えなかったり。
日本でよく使われている『イベールカタログ』は図版がよくないので役にはたちませんから、専門カタログが必要です。
そこまで突き詰めないなら、”Maury” カタログが簡易的には使えます。

単片の左4枚はA紙で、右2枚はGC紙。
使用済は年号が読めると、タイプ分類と年号で用紙を絞っていくことができます。
ただし「種まき」の用紙は、日本の小判切手のように多種類ですから、ここを極めるのはなかなか大変だと思いますし、一般的収集ではそこまで必要は無いと思います。

使用例は2枚貼って30サンチームとした、外国宛葉書料金のもの。
タイプ4の1923年の使用例です。

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