菊切手の8銭。
難しい切手ですね。
もちろん外国切手収集家のレベルでの話です。
日本切手収集家の方が、どの程度までこの切手を集められているのか興味深いのですが、どうなのでしょう?
そもそもこの切手は、なんのために発行されたのか、僕の知識レベルでは、その辺からしてほとんど怪しいのです。
過去に切手展などで、特殊な単独使用例を見たことがありますが、それ以外では料金合わせの貼り合せばかりだと思います。
上段の単片2枚は未使用ですが、目打を考慮しなければこれで上がり。
一応「菊切手の色は未使用で」なんて思ってます。
その下の使用済単片3枚は目打違いですが、いまだに櫛形12×12.5が未入手なので、貼るスペースだけ空けてあります。
でも、いつになったら埋るのでしょ??
この辺のテキトーさ加減が、いつになっても埋らない所以ですね。
カバーは、切手付封筒に8銭縦ペアと1銭を貼った書留内容証明郵便。
加貼17銭の内訳は、書留料金7銭に内容証明料金10銭なので「使われ方としては悪くはないかな」なんて思っています。
実は仮貼リーフの8銭のページを見ても、チョロ消しばかりで、まともに読めるものは全くありません。
たぶん、この切手の主たる使われ方が混貼なので、半分とか、三分の一しか消印が掛かっていないものばかりなのでしょう。
意識して集めないと、集らない切手だと思います。
2次菊封皮への内容証明使用、素晴らしいものですね。以前、福井時代のブログでも紹介済と記憶していますが、いいものはいつ見てもいいですね。2次菊封皮の国内書留(10銭料金)でも片手強、外信使用・外信書留も片手程度しかないはずで、内容証明使用はこれ以外に知りません。下部の銘版部分が一部破れていますが、ほぼ問題外でしょう。
将来、手放すことがあれば随契でお譲りに手を挙げておきます。
某所の暇人 さん
貴重なご教示をくださいまして、ありがとうございます。
このようなお話しをいただけると、とても嬉しく思います。
これからも、よろしくお願いいたします。