今から46年前の1977年8月21日は、第5回ジュニア全国切手展(JUNEX’77)の2日目。
この年は20〜21日の開催で、なんと、なんと運が悪いことに、僕は数学の補習に引っかかってしまった日なのです。
先生は富士川先生。
夏休みは、先生の日直日にあわせて各教科の補習が設定されており、僕が習っていた富士川先生の日直が、不運なことにJUNEXに丸ごと被ってしまったわけですね。
ちなみに英語と数学は学力別にクラス分けがされており、特A→A→B→Cの順。
これが単位テスト(期末テストに相当)の結果によってクラスが替わるわけ。
たしかこの時はBだったと思います。
それで、初日の20日は完全にアウトで、なんとか21日の午前中に課題(プリント)が合格して、昼飯も食わずに(たぶん)大手町の産業会館へ。
この時に作った記念カバーが下のもので、もう一通は櫛形印で作っています。
櫛形印の時刻を見ると「12-18」になっていますから、間違いはありません。
小型印の拡大も載せておきましたが、切手展らしく良い出来だと思います。
好きな小型印の一つでもあります。
自分自身が中学生になっていたので、同年代の作品を見てビックリ。
前年までは小学生だったので、基本を押さえたカタログコレクションが子供らしい集め方だったのですが、中学生になると途端に専門収集みたいな作品が主流に・・・。
それが中学生の収集に良いのか、悪いのかは別ですが、とにかく同年代とは思えない作品が多かったことは刺激と言うか、目からウロコというか・・・。
46年前の今日、中学生の収集家として「大人に近づいた中学生」を思い知ったしだいです。
ブースで覚えているのは、大沢スタンプでフランス現行切手の紙付と、どこかのブースでフランスの通常切手カバーを数枚購入。これは今でもアルバムに残っています。
それと、どこかのブースでガチャガチャみたいな切手の自販機があって、たぶん100円程度だと思いますが、入れたら文通週間の「桑名」の未使用が出てきてビックリ。
アタリを引き当てたのでしょうね。
JUNEX、懐かしいですね。1フレーム12リーフとはいえ、全国切手展を開催できるほど
のジュニア収集家がいた時代があったなんて、今となっては信じられないくらいです。
確かに、専門コレクションを出品されている方もいらしゃいましたね。昭和切手と小判
切手でジュニア大賞を受賞された作品があったのを覚えています。
A.M. さま
いつも、ありがとうございます。
僕がJUNEXで一番よく覚えているのが、1976年にジュニア大賞を受賞した作品。
昭和切手なのですが、あの作品の影響で昭和切手を意識するようになりました。
その反面「マツ、シカ坊主」と呼ばれた、変に特定の切手だけに固執した変態的な作品も・・・。
「マツ、シカ坊主」の作品がつまらなかったのも、よく覚えています。