菊切手・3銭赤

明治39年5月15日に、それまでの暗い赤紫から改色された赤色の3銭。
色は bright scarlet だけなので、未使用は上段の1枚で上がり。
ということで、カタログコレクション収集家には有り難い切手です。

2段目は目打で基本形の4種ですが、私のような収集家にはチョロ消しのよい使い道となっています。
欲を言えば単線目打のコンパウンドがあればカッコいいのですが、今のところどこにも落ちていなかったので未入手。
余興コレクションなので、まともに買う気はないので拾い専門です。

3段目は丸一印ですが、左端は相模の鎌倉局で愛着のある故郷の消印。
4段目の櫛形印の右端は、東京長野線のC欄時刻入り鉄郵印。
東京長野線というと信越本線の鉄郵印と勘違いされることがあるのですが、この場合は中央・篠ノ井線経由便のこと。下り1便で発車時刻は午前4時54分。
そして最下段は、朝鮮関係消印です。
自慢できるのは、右端の釜山巡邏船内印。

ここまで来て「欧文印がないじゃないか」と聞こえて来そうですが、欧文印はこのリーフの後のページでカバーを入れてあります。
こちらは、またそのうちに。

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