南方占領地・統一ローマ字加刷

いつ頃に作ったリーフかと言うと、1990年頃だと思います。
パソコンで透明フィルムに文字を打ち出して切り貼りしたリーフで、当時は最先端のリーフ作成技法でした。
その前だと透明フィルムではなくて紙に印刷したものでしたから、手書きよりは綺麗でしたが、見た感じが切り貼り感が強かったですね。
それを解決したのが、透明フィルムだったのです。

当時は南方占領地のカタログコレクションを目指していたので、ボツボツと入手してはこんなリーフを作っていました。
もちろん高額品は買えないので、手が届く範囲での話しです。

ご存知のように南方占領地は加刷タイプが多くて、それが楽しいのですが、画像のリーフは統一ローマ字加刷のもの。

加刷文字は “DAI NIPPON 2602 MALAYA” で、”2602″ というのは皇紀です。
このリーフでは海峡植民地、ネグリセンビラン、パハンの各州切手への加刷で、ペラー州以降は次ページへと続いています。

それにしても、手抜き甚だしいリーフなので作り替えたいのですが、こんなリーフでも昔の記録として残しておきたい気もするのです。

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