昨日は、家内と横浜へ。
特に用は無かったのですが、強いて言えばホテルニューグランドへの泊りですかね。
ここは横浜での定宿で、用が無くても泊りに行きます。
横浜といえば在日外国局で、在日外国局と言えば外国人居住区。
ホテルニューグランドは、その外国人居住区に位置していますし、横浜で営業を続けているホテルの中で最も歴史があるので、ホテル全体にクラシックな雰囲気や文化が根付いており、横浜を体感するには最適な場所。
みなとみらい地区を筆頭に、1990年代以降に新しいホテルが次々と出来ましたが、それらのホテルでは絶対に味わえない、古き良き横浜を感じることができます。
下の画像は、2009年6月2日発行「日本開港150周年」横浜港からの一部。
四角の赤枠の部分が、ホテルニューグランドが建っている場所で、その下の赤丸の所に初代のフランス横浜局がありました。
つまり、ニューグランドの裏通りに面した隣りのブロックにフランス局であったわけ。
ただし、後年に移転しています。
切手の中で「東波止場」と書き込んだ波止場は、別名「フランス波止場」で現在の山下公園の一部。
対して「西波止場」と書き込んだ場所は「イギリス波止場」と呼ばれていました。
そして、今日の帰りに寄ったのが hamabread。
この界隈では、最も美味しいパン屋さん。
ご夫婦だけで回しているパン屋さんなのですが、美味しさでは横浜を代表する一つだと思います。
場所は元町の裏通り。
というわけで、最寄りの石川町駅前局で風景印を押して来ました。
メインは、中央に描かれた国指定重要文化財「旧内田家住宅」で別名「外交官の家」。
そして左上に「ランドマークタワー」と、右上には「ベイブリッジ」。
この「旧内田家住宅」は渋谷区にあったのですが、平成9年に横浜市が寄贈を受け移築公開したもの。
元の所有者である内田さんは、明治時代の外交官としてニューヨーク総領事やトルコ特命全権大使などを歴任した人なので通称「外交官の家」と呼ばれています。
全体的にまとまりが良く、好きな風景印です。