3月29日に開催された Siegel 在日外国局オークション。
僕には資金的に全く関係が無いオークションでしたが、やっぱり気になるロットというのがあります。
その中の一つがロット540の下記のカバーで、落札値を先に言ってしまうと4000ドル。
これは安い!!
4000ドルぽっきりなら僕でも買える値段ですが、そうなると競ってどこまで行ったやら・・・。
ちなみに、参考値は4000〜5000ドルでした。
このカバーを、最初に日本に紹介したのは澤護氏。
アンドレ・ロラン氏がパリの切手商で、普通の使用例として掘り出したものですが、後にロラン・コレクションの売却時に松本純一氏が入手されています。
その後に、実物を切手展でご覧になった方も多くいらっしゃることと思います。
郵便史的に、極めて興味深いこのカバー。
どこのコレクションに収まったのでしょうかねぇ・・・。
今回のSiegelは多くの切手収集家が注目だったと思います。落札額を眺めるのは虚しいもので、その額なら自分も!ってあとで思っても、そこから競りが始まります。きっちりそのことをお書きですよね。オークションって、ほんと刹那なものです。そうですか、上の画像のアイテムは松本さんの所持品だったものなんですね。
CF-Bio さん
ご覧くださいまして、ありがとうございます。
そうなんです。オークションって、その瞬間が時価ですから・・・。
先日、このブログを探し出しまして(遅い?)拝読してます。松本さんの本に「切手収集家の二代目はなかなか育たない」とあったのに「五代目の切手収集の家庭ってどんな家柄の人なのか」って思ったんです<マジ
五代目とは、サイトの移転回数だったんですね。。。。
これから発行される郵趣誌に、今回のSiegelの落札結果や感想を高名な収集家の方が記事にしてくるんだろうなとある意味、楽しみにはしております。