マリモ

今日、3月29日はマリモが国指定特別天然記念物に指定された日。
1952年(昭和27)ですから、今から71年も前になります。

下の画像は、第1次円単位切手として1956年5月15日に発行されたものですが、後に同図案で国名にローマ字を追加したものが、第2次ローマ字入りとして1969年にも発行されています。

実は、僕は小学生の時にマリモを栽培していたことがあります。
と言っても、もちろん天然モノであるわけがなく、いわゆる養殖モノ(?)みたいなものでした。
横浜にあるサカタ農園(園芸関係では今でも大手ですが)に両親と行った時に、小さな(直径1か2センチほど)マリモを売っていて、それを買ったものです。
後に、5センチほどの大形品も追加で加わりました。
水槽で栽培していると、マリモから小さな気泡が時々出るので「生きてるんだなぁ〜」なんて思ったものです。

実は、マリモはみんな丸いものだと思いがちですが、本来は糸状の繊維体なんですね。
マリモと言えば北海道の阿寒湖ですが、阿寒湖のマリモが丸いだけ。
ですから、阿寒湖の丸いマリモは1本1本の繊維体の集りで、それが丸くなったもの。
マリモは漢字で「毬藻」って書きますが、「藻」が「毬」(ボール)の形をしているということで、「漢字ってスゲーな」と思ったりもします。

阿寒湖

ということで、丸くないマリモは阿寒湖以外でも確認されていて、例えば

河口湖

富士五湖だとか

琵琶湖でも確認されています。

そうそう、マリモの栽培ですが、ポイントは水質で割と頻繁に水の入替えをしていましたし、もちろん水道水を直接入れてはいけなかった記憶があります。

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