画像は、イギリスが1937年５月13日に発行した「ジョージ６世戴冠式記念」切手から定常変種のリーフです。
この切手、見てのとおり地味なのですが、けっこう定常変種が知られている記念切手として、ギボンズ専門カタログでもページ数を割いて細かく記録しています。
画像のリーフでは２例を示してありますが、見て分かりやすいのは上の４枚ストリップのもの。
印面下部の戴冠式の日付を入れた部分なのですが、日にちの “12” と、月の “MAY” の間に２個の大きな白点が入っています。
下の拡大画像がそれです。
シリンダー番号７No dot の実用版に見られるもので、恐らく、この変種が最も大きく目立つものではないでしょうか。
定常変種は、派手なものほどよいですね。