人生に合わせた収集を

画像は、Japexの入手品。
散々いろいろな人が見て、そして漁った箱の中から拾ったもの。
僕の記憶では、その箱の中で何年も売れ残っていたと思います。

「郵便はがき発行100年」記念はがきで、発行後半年の使用例。
幸い速達扱いだったので50円と20円切手が加貼され、地味なはがきが少しは賑やかに見えます。
加貼された20円「カワウソ」は、発行4日目の使用例で、好ましい感じです。

なぜか、グレーの枠線がスキャンしたら黄色くなってしまいましたが・・・。

さて、話しはここからなのですが、一応僕にも専門収集というのがあって、それは過去に切手展に出品しています。
しかし、それは収集全体のうちの一部で、他に各国の使用済切手コレクションや日本切手のカタログコレクションもどき収集、あとトピカル(テーマティクではない)の鉄道コレクションや日本のステーショナリー収集などもあります。
あっ、そうそう、風景印の局メグもこの中に入りますね。

なんで、こんなにテキトーに集めているのか???
答えは簡単で、切手やステーショナリーが好きだから。
同じ政府印刷物でも紙幣には全く興味は無い(一度も集める気になったことすらない)のですが、不思議と郵便関係=「郵趣」なら何でも好きなのです。

人生100年じゃないですけど、このまま順調に歳を取れば、70歳、80歳、もしかすると90歳を超えても生きているかも知れませんし、生きている間は郵趣を楽しんでいると思います。

ただし、その間に目が衰えたり、なにかの病気で手の震えが起きるかも知れません。
今はまだ特に異常はないので、印面観察や目打測定などの細かいことも出来ていますが、そのうちに目が悪くなり、細かい作業には向かなくなることも考えられます。
そうした時には、トピカルで図案中心にしたり、切手よりも大きなカバー中心の郵便史に転向。
ステーショナリーも印面観察を除けば、図体がデカイので楽しみ方はいろいろと考えられると思います。

身体の調子意外にも、資金難に陥るかも知れません。
年金制度だって、この先どうなることやら・・・。
まぁ、ホームレスにならない限りは、資金難になっても安価な使用済で遊ぶ方法さえ心得ていれば、やっぱり切手を楽しむことができると思いますがどうでしょう?

間口を広くしておけば、その時々に自分が置かれた様々な状況の中で、郵趣を楽しむことができるはずだと思っています。

人生に合わせた収集を」への2件のフィードバック

  1. いいカバーですね。
    もし私が先に見ていたら、買っていたかもしれません。もっとも、即売会にほとんど顔を出せていませんが。
    ●●というテーマで一本槍、というスタイルよりはメインはしっかりと持っていてサブもぼちぼち集めながらやっていくことによって結果としてメインの方に良い影響を与えて長続きすると思います。

    1. しげやま さん
      いつも、ありがとうございます。
      そうそう、まさにそのとおりなんですよね。
      幅広い知識を持つことで、遠回りしているようで、実はそうでないわけで。

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