Japex会場で11月5日に開催のJPSオークションに、久しぶりにサザランド切手が登場します。
だいぶ前から事前衆知のチラシが配布されたりして、売る方もかなり気合いが入っているご様子。
肝心の最低値はというと、昔と比べるとかなりリーズナブルな設定で、この辺が今の郵趣状況を表している感じです。
まぁ、それ以前に、この切手を必要とする収集が今の日本にあるるのか??
という疑問も浮かびますが・・・。
昔のコレクションだったら、手彫の前に在日外国局と共に置く方法もありましたが、今はどうなのかな?
そう考えると、馬のテーマやトピカルがピッタリかも知れません。
今回は2枚出品されており、同一の出所のはず。
飛脚便の大家であり、先駆者でもあった故人氏の収蔵品だったはずです。
ロット684。
レゾネ番号12のもの。
1975年にロンドンの郵趣市場に現れ、前所有者は1950年代に入手されたと伝えられている。
1975年に再発見したのはウィリアムズ兄弟。
国内では、1990年のJapex会場で鳴美が、1994年にタカハシ・オークションにかけられています。
ロット685。
レゾネ番号14のもの。
1996年にロンドン市場で発見され、オークションにより落札した日本の業者により、国内にもたらされています。
本切手については、二宮久により『全日本郵趣』408号に「郵便外史(抄)」(その19)において詳しく報告されています。
2枚買っても、昔の1枚より遥かにお安い!!!
もちろん競わなければですがね。
お金の使い道にお困りの方は、この機会にぜひいかがでしょうか。