日本国際切手展 ’91 入場券付き小型シート

画像は、91年日本国際切手展開催の1年ちょっと前である1990年10月16日に発行された、切手展周知用の小型シート。
上段は一般に発売されたもので、下段は組織委員会を通じて販売された入場券付き。
僕は『全日本郵趣』の販売広告を見て、そのルートで購入しました。
小型シートの下マージンに会期や販売価格、入場券番号などが印刷されているところが、一般販売のものと異なります。

この小型シートを実際に入場に使うと、こうなります。
右下にハンコが押されて使用済。

で、この小型シートですが『スコット』カタログでは「郵便局で発売したものではない」と意味深な注記の仕方になっていますが、それが『ギボンズ』の親版カタログでは「上部に展覧会名とロゴ。入場券とするために主催者が私的に発行したもの」と更に突っ込んだ「私的」という表現。

そこで、日本ではユーザーがほとんどいない『イベール』を見ると「余白に展覧会名とロゴ、会期、売価の1000円を示し、会期中の入場が許可されます。タトウの中の透明袋に入っている」
さすがに『イベール』。
タトウとその中のビニール袋にまで言及です。
普段は淡々としているのに、こういう時には細かな注記。
郵便局で売らなかったとか、私的な販売品だとか、その辺の難しいことは書かずに、モノとしての説明に徹しているのが好感。

まぁ、こういうのは難しいですね。
どこまで集めるのか。
「私的品」、「郵便局で売ったものではない」として無視するもよし。
僕は単純にカタログに載っているし、図入りアルバムに整理する場所があるから的な、極めて何も考えていない集め方です。

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