セイロン・1935年の通常切手

スリランカ、郵趣家的にはセイロンの方がシックリと来るのではないでしょうか?
もちろん、僕はセイロンですね。

僕がセイロン切手の話題と初めて接したのは、小学生の時に読んだ市田左右一氏の著作『切手の愉しみ』。
この中に、若かりし市田氏がロンドンの古びた切手商でセイロン初期の9ペンス切手を入手する、味わい深い紀行文が載っているのですが、それにより初めてセイロンを知ることになったのです。

下のリーフは、安価なセイロン切手で作った1リーフ。

1935年発行の通常切手シリーズの一部ですが、この頃の英領切手は通常切手でも記念切手なみに立派なのが多いですね。
使用例は、1936年2月6日にコロンボからオーストリアのウィーンへ宛てたもので、同月17日にウィーンに到着しています。
航空便なので逓送日数11日と早いのですが、そのルートと航空便区間がわかりません。
もちろん、当時のことなので全行程が航空路ではなかったはず。
これが知りたいところで、わかればもっとテキストが書き込めるのですが・・・。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。必須項目には印がついています *