中国が1979年10月3日に発行した、ずいぶんと長ったらしいタイトルの切手。この小型シート、発行当時の日本での販売価格は600円でしたが、いまカタログ値では300,000円になっています。あの頃の中国切手頒布価格600円…
年: 2021年
第2次昭和10銭勅額
第2次昭和切手10銭勅額切手のリーフからの1枚。6番から10番までのコーナー切手なのですが、8番切手に大きな特徴を持っています。 上のストリップから8番切手を拡大したのが下の画像で、赤円で示したのが特徴を示している部分。…
“HOW TO ARRANGE AND WRITE-UP A STAMP COLLECTION”
イギリス・ギボンズ社の STAMP COLLECTING SERIES の1冊。 日本で、近年アルバム作りの文献と言えば競争展を意識したものが1冊だけ出ているのみで、一般向けのものとなると皆無と言えます。アルバム作りとい…
五重塔航空25円+鉄郵印
中学の時に買ったキロボックスから出て来たもの。 円単位五重塔航空25円に第1次円単位20円のペアで合計65円。消印は高松窪川間上りの鉄郵印で、日付は昭和41年9月ですから、書状基本料金の速達(15+50円)の封筒から切り…
フェラリ・コレクション日本の部
永遠のナンバーワン・コレクター、フェラリ。その伝説的なカリスマ性(?)から、これからもナンバーワン・コレクターとして不動の地位を守り続けるのは間違いはないでしょう。なにしろ、これほど物語性のある収集家はいませんから。 そ…
『Stamp Collector』とリーフの紹介
著名な郵趣雑誌には、それぞれ特徴があります。例えば『フィラテリスト』は、硬派な解説と論文が魅力であり、研究誌としての面白さは今でも断トツですし、また『スタンプレーダー』は、硬軟取り混ぜた記事と内容の深さの絶妙なバランスが…
汽船便
JPSの鉄道郵趣研究会で、明治10年代半ばの東京から関西方面への逓送方法について、ちょっとした話題がありました。当時の東海道で鉄道が開通していたのは、東京口では新橋・横浜間、大阪口では神戸・大津間のみで逓送方法は次の3通…
西ドイツ・城と館シリーズ30pf
西ドイツが、1977年に発行を開始した通常切手シリーズの中から30pf。このシリーズは、コイル切手と切手帳で発行されていますが、以前にも紹介したように連刷切手帳が面白いシリーズです。 下のリーフは、30年ほど前に買った紙…
『切手入門』
たぶん、僕が初めて読んだ切手収集の入門書が、これだと思います。小学3年生の時かな?「たぶん」と言うのは、『切手集め大作戦』と記憶が混ざってしまい100パーセントの確証はないけど、99パーセントは当っているという感じだから…
イギリス・ワイルディングとエドワード8世
イギリスのワイルディングシリーズのリーフから、米国宛平面路便の使用例です。 Bournemouth-Poole というイギリス南部、ドーバー海峡に面した港湾都市から米国カリフォルニアへ送られたもので、消印の日付は1953…