画像は、ネパールのセカンド・シリーズである Sri Pashupati シリーズから8pace のシート。
このシリーズの印刷別を示すにはシートマージンが大切で、これがないといけません。
ですから、いきおいシートがズラズラと並ぶことになり、過去に自分が出品した作品でもそのようになっています。
画像には、わかりやすいようにA〜Eの区切りがありますが、この間隔によって Printing No が確定できます。
左右のマージンそれぞれにあるのですが、左右同一の間隔もあれば、左右で異なっているものもあります。
リーフでは、シート下部に見やすいように表の形で測定結果を示しており、その結果から Printing No 5のシートであることが確定できました。
Printing No 5は、1945年3〜11月にかけて印刷されたものであることがわかり、展示作品でもシートでなければならない理由がここにあるのです。