凹版多色刷りの小型シート「HAFNIA ’76」。
スラニアの作品を集めたアルバムに収められています。
デンマークで開催される伝統的な国際展である HAFNIA のための小型シートというわけで、プレ・スタンプ時代の駅逓の光景を題材とした絵画を、スラニアが彫刻したもの。
郵便ラッパを吹く人や、郵便袋、駅馬車の馭者などが描かれています。
この小型シート、国際展会場で入場券を提示すると、それと引き換えに交換できるという仕組み。
つまり、入場券本体13.7クローネに若干の上乗せをした15クローネで販売され、1枚につき1枚の小型シートが入手できました。
日本での販売価格は、当時の一般的な外国新切手の中でも高額(1500〜2000円)だった理由は、限定品という理由にあったのでしょうね。
高くても、よい切手です。