西ドイツで1977年から10年間にわたり発行が続けられた、城と館シリーズ。
これまでにも何回か紹介してきましたが、今日の赤の50pfは3次にわたるシリーズでも最初の発行グループで、同じ50pfでも以前に紹介した緑色の方は2次発行のものになります。
例によって上にコイルで、下に切手帳を配しています。
コイル切手で裏側が見えているのは、10枚ごとに入っている管理番号入りのもの。
この管理番号は裏糊の上から印刷されるので、使用済では水剥しの段階で大抵は剥がれてしまっています。
残念ながら数字の一部しか残っていないため番号が読み取れないので、あまり意味が無いと言ってしまえばそれまでのものですが、せっかくなので貼ってあります。
たまにですが、運が良ければ使用済でも完読できるものに出会います。
下半分は切手帳。
このシリーズの切手帳は上下がストレートエッジなので、同じものでも上下関係がわかります。
一番下の3枚ストリップは、50+30+10pfの連刷で、本来ならば更にもう1枚の10pf切手が右端に付きます。
取ってつけたようにリーフに貼られていますが、先日訪れた切手商のストックで見つけたので、ちょうどよい空きスペースに急遽貼ったもの。
本来ならば、切手帳の一番上に貼りたいですな。