ネパール・Pashupatiシリーズ16パイサ

画像は、ネパールのSri Pashupatiシリーズから1935年発行の16パイサ切手を貼付した使用例。
右の紫色の切手がそれで、左の赤色は1941年発行の8パイサです。
16パイサと8パイサで合計24パイサの料金が貼られていますから、これはシングルレター4パイサと書留料金20パイサに一致します。

この料金は比較的よく見るのですが、多くがオレンジ色の24パイサ切手の1枚貼り。
24パイサ切手は、そのために発行されたような切手なので当たり前です。

ところが、この16パイサ切手というのはよくわからない切手で、せいぜい電信で潰される程度で、とくに郵便料金に合う額面ではないので、郵便使用として使われることは少ないのです。
そのため、パーキンス・ベーコンで刷られた3回の印刷では刷られているのですが、最後のカトマンズ印刷では刷られることがありませんでした。

この16パイサでどれだけ展開できるのか。
そこが本シリーズのカギになります。

本カバーは、ネパール歴の2003年5月11日、西暦に直すと1946年8月24日の使用例になります。
Birganj というインド国境に近い町から、Katumandu に宛てられたもの。

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