乃木2銭無目打・糊無し

乃木2銭の無目打・糊無し切手は、『組合カタログ』では第3次昭和に、『日専カタログ』では第2次昭和に分類されていますが、僕の日本切手は『組合カタログ』にしたがって整理されているので、第3次昭和切手として整理されています。
ただし、それはリーフタイトルに限った話しで、実際に綴じられているのは、第1〜3次までの乃木2銭のリーフだけを集めた場所に綴じられています。
なぜなら、一連の切手の流れとして、その方が見やすいからにほかなりません。

この切手、使用済よりも未使用の方が多く残されているので、こうしたリーフを作るのは容易。
銘版も「大日本帝国印刷局製造」の長銘版しかありません。
左側の単片3枚は、「うす赤」「紅赤」「濃紅赤」の3種。

『大阪雑信』を見ると、この切手が出現した当時から発売局と実際の使用例が少ないことが指摘されています。

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