琉球の米貨単位暫定シリーズの楽しみは、やっぱりプレーティング。
きっちりとプレーティングできると、なんかスッキリして気持ちがいいもの。
まぁ、それでも100パーセントできるわけありませんから、不明なものはストックリーフの中で眠りにつくことになります。
それを思い出したように時々引っ張り出して眺めると、以前にはわからなかったポジションが確定できることがよくあります。
今日の午後も久々に見直しました。
見直したのは1/2セントのオフホワイト紙の目打11.1。
その中で、プレーティングが簡単そうに見えて出来ないのが、下の画像の左の切手。
左の切手の赤丸で囲ったところが大きく白抜きになっていますね。
右の切手が正常品で、本来は白抜きが横長の長方形なのですが、左の切手では下方へ向って白抜きが大きく伸びているのがわかると思います。
ここが異常なのですが・・・。
ところがですねぇ、この切手は実用版が2枚あるのですが、手元のシート切手プレート1、2ともにこの特徴を持つ切手が無いのです。
手元にある伊藤由巳さんが作られたプレーティング資料にも、この特徴は見当たりません。
ですから、おそらく偶発変種なのだとは思いますが・・・。
ただ、伊藤由巳さんも「プレート1、2ともに当てはまらない切手が数枚手元にある」という主旨のことをおっしゃっています。
未知の版があるのか、それとも同じ版で時間の経過とともに現れた変種なのか。
もちろん偶発変種かも知れませんし、まだまだわかりません。