『田中寛さんの愛した 赤二の丸一型日付印』

画像の書籍が本日到着。

田中寛氏と言えば、誰もが知る丸一印の大御所。
その大御所の整理用リーフが、国別に並んだ状態でズラリと見ることができます。

まぁ、とにかくスゴイですね。
新小判の赤2銭のみで構成されているのですから、そのこだわりに圧倒されます。
本書は、田中氏が整理していた生のリーフをそのままの形で見せるものですから、巷でよく見るコレクション本とは性格が異なるので、その辺りを理解しないで見ると拍子抜けされる方がいらっしゃるかも知れません。

まだ見始めなのですが、ルーペ片手に田中氏の書込みを見て行くと「ほー、なるほど・・・」と思うところのオンパレード。
書込みを追って行くだけでも、丸一印の奥の深さ、面白さというのがよくわかります。
ぜひ、ルーペ片手にページを捲ってください。

ところで、表紙に4枚、裏表紙にも4枚のマテリアルが拡大されて載っています。
じっくり見ると、編集者の好みがよくわかります。
選定には、けっこう迷われたのではないでしょうか。

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