日本関連の収集家にとって郵便検閲と言えば、戦後におこなわれた占領軍による郵便検閲が最もポピュラーな存在だと思いますが、それ以外にも日本国内の事情により検閲が行われたことがあります。例えば二二六事件であったり、太平洋戦争で…
月: 2021年4月
ハンガリー・初期の印刷物
ホントに久しぶりに、ハンガリーのアルバムを引っ張り出して来ました。 画像は、ハンガリー最初の切手から2krを1枚貼った印刷物。2krは印刷物50グラムまでの最低料金なので、適正使用例ということになります。 Pest 18…
小浜→大阪、当日逓送
僕が子供の頃、郵便配達は午前と午後の2回ありました。それがいつの間に1日1回に減り、休日配達も無くなり、今度は土曜日も無くなるそうです。あっ、これ普通郵便の話です。 収集家ならよくわかると思うのですが、明治時代の使用例を…
北陸トンネル開通記念
この切手、子供の頃から愛着があるんです。小学生向けの切手収集本には、決まって図案ミス切手として紹介されていたので、その頃から自分的には「ちょっとした特別な切手」であったわけ。 ご存知のように記念切手としては小型なので、シ…
銘版それとも迷版?
小判切手の銘版は、80面シートなら75-76番、100面シートなら95-96の2枚掛と決まっています。ところが、下の画像は3枚掛。 3枚掛と言っても、1文字半ほどが左に寄ったなんとも中途半端な状態なので、銘版を着ける時に…
見直したら面白い
画像の小判葉書、貼られているリーフを見たら2000年のものでしたから、今から21年前に整理したもの。テキストは、消印データのほかには横浜の停車場印が押されていること、停車場構内ポスト投函だったので到着局の東京で抹消された…
ネパール・1935年4Paisa
ネパールのSri pashupati シリーズから1935年発行の4Pisa1枚貼り。シングルレターの基本料金です。先日ご紹介した24Paisaの1枚貼りは、これに書留料金が加えられたものですね。 この時代、ネパールの消…
今日は校正
今日は、北欧切手研究会の会報『FINDS』のゲラが送られてきたので、取り合えず校正作業をして先ほど返却。ということで、お次は鉄道郵趣研究会報の原稿書きが待っているのですが、その前に使う資料や史料をパソコンの中に取りまとめ…
書留引受表記
画像は、どちらも横浜六角橋局で引き受けられた現金書留。左は昭和38年10月3日で、右は昭和40年12月22日の使用例ですから、約2年2ヶ月の開きがあります。この間、昭和38年11月1日に現金封筒の様式が変更されていますか…
ネパール・1935年24 Paisa
箱の中に長いこと眠っていたカバーを、リーフへやっと整理です。 画像は、ネパールの Sri Pashupati シリーズから1935年発行の24 Paisa の1枚貼り。この後に発行されるローカル印刷の貧相な切手とは違って…