先日、家内と30数年続けている高輪プリンス・ホテルの桜を見に行ってきました。ここの桜は2月中頃の河津桜に始まり、4月上旬まで様々な桜が広大な庭園の中で楽しめます。 それでホテルの部屋で、ふと思ったのが「日本切手で、どの桜…
月: 2021年3月
リーフレット
ミニペックスに個人のコレクション展など、小規模展覧会に行くとよく無料のリーフレットをいただきます。参観するには大変有り難いのですが、多くは文字ばかりなので1ヶ月もすると「はて、どんな内容だったかな?」となってしまいます。…
第3次ローマ字入り120円
どうも、この切手は昔から好きになれませんねぇ・・・。色調が暗すぎで、なんか陰気臭くて。子供の頃に、強烈にそう思った印象って大人になっても解消しませんね。 カラーマークは、左が正規版で、右が電子製版のもの。当然ながら暫定版…
中国・少年たちよ、子どものときから科学を愛そう
中国が1979年10月3日に発行した、ずいぶんと長ったらしいタイトルの切手。この小型シート、発行当時の日本での販売価格は600円でしたが、いまカタログ値では300,000円になっています。あの頃の中国切手頒布価格600円…
第2次昭和10銭勅額
第2次昭和切手10銭勅額切手のリーフからの1枚。6番から10番までのコーナー切手なのですが、8番切手に大きな特徴を持っています。 上のストリップから8番切手を拡大したのが下の画像で、赤円で示したのが特徴を示している部分。…
“HOW TO ARRANGE AND WRITE-UP A STAMP COLLECTION”
イギリス・ギボンズ社の STAMP COLLECTING SERIES の1冊。 日本で、近年アルバム作りの文献と言えば競争展を意識したものが1冊だけ出ているのみで、一般向けのものとなると皆無と言えます。アルバム作りとい…
五重塔航空25円+鉄郵印
中学の時に買ったキロボックスから出て来たもの。 円単位五重塔航空25円に第1次円単位20円のペアで合計65円。消印は高松窪川間上りの鉄郵印で、日付は昭和41年9月ですから、書状基本料金の速達(15+50円)の封筒から切り…
フェラリ・コレクション日本の部
永遠のナンバーワン・コレクター、フェラリ。その伝説的なカリスマ性(?)から、これからもナンバーワン・コレクターとして不動の地位を守り続けるのは間違いはないでしょう。なにしろ、これほど物語性のある収集家はいませんから。 そ…
『Stamp Collector』とリーフの紹介
著名な郵趣雑誌には、それぞれ特徴があります。例えば『フィラテリスト』は、硬派な解説と論文が魅力であり、研究誌としての面白さは今でも断トツですし、また『スタンプレーダー』は、硬軟取り混ぜた記事と内容の深さの絶妙なバランスが…
汽船便
JPSの鉄道郵趣研究会で、明治10年代半ばの東京から関西方面への逓送方法について、ちょっとした話題がありました。当時の東海道で鉄道が開通していたのは、東京口では新橋・横浜間、大阪口では神戸・大津間のみで逓送方法は次の3通…