画像は、3額面が貼付されているのですが、こうしたカバーをどの額面ページに挿入するのか、悩むところではないでしょうか?
そして、どこに入れるのかは該当する額面の現状によって決められることと思います。
下のカバーは、5ペンスの額面カバーとして扱っていますが、他の額面は1枚貼りなのに対して、5ペンスはペア貼り。
また、このリーフを作った当時に5ペンスの使用例で、EU以外宛の使用例が無かったことによります。
さて、カバー上に貼られた切手は5ペンスが2枚、1ペンスと19ペンスが1枚づつの合計30ペンス。
この料金は、1993年11月1日から1996年7月7日までのEU以外のヨーロッパ宛20グラムまでの航空便料金に該当します。
ロンドン1993年12月24日発で、ロシアの到着印が1994年1月15日ですから、こんな近距離でも22日間も要しています。
こうなると、あまり航空便の有り難さも無いと思いますが・・・。
下の方に押されている機械印がロシアのものなのですが、この当時でもまだソ連時代のものを使っています。
現代物でも、きちんと読める形で到着印まで押されているので、ちょっと気に入った使用例。
航空便の逓送に問題があった、というよりは、ロシア内に到着してからの逓送に問題があって22日もかかった、ということでしょうか?
重山 さん
いつも、ありがとうございます。
そうですねぇ、たぶんロシア国内の事情だと思います。
カバー上に、その証拠は見られませんが・・・。