インドの南端、インド洋に面して細長く広がっていたトラバンコール。
いわゆるインド土侯国の1つです。
インド土侯国の切手は、収集するには意外と高くつく所もありますが、トラバンコールは最安値のグループで、しかも集めて面白い。
画像の1904-20年発行の通常切手シリーズは、基本的に目打の分類は無いので、老眼には優しい切手。
その分、透しと色調の組合せが色々とあり、画像の額面 1/2cn では15種の組合せを示していますが、これでもまだ不十分。
それにしても、透しのバラエティはリーフでは見ることができないのが玉に瑕というか、なんというか・・・。
「正透し」に「逆透し」この2種なら世界中の透しを持つ切手にバラエティとして普遍的な組合せですが、これに加えて「正透し左右逆」と「逆透し左右逆」というのがあります。