ネパール・なにがなにやら・・・

画像は、ネパール最初のシリーズ3種の中から4アンナ切手。
この最初のシリーズは、少量ずつ何回も印刷されているので、同じ額面でも色々とあるのが特徴の1つ。

画像の切手は、1917年の最終印刷のものなのですが、一口に最終印刷と言っても、更に何種類にも分れます。
分類の基準は印面の状態で、この印刷になると明瞭なものは望めませんが、それでも最初の方では掃除をしたばかりの実用版で刷っているので、取り敢えず上下もわかるし、ほどほどの印面ではあります。

画像は、もう末期の印刷なので、最早なにがなにやらわからない状態になっています。
パッと見ただけでは上下さえわからないですね。
特に左下の切手などは、ほぼベタ刷り。

こんな切手でも立派に通用しているのが、ネパール初期切手の楽しみの1つではあります。
シートはシートで、小ブロックや単片は、またそれぞれに楽しみ方があるのです。

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