日本切手を専門に収集しているわけではないので、戦後初期の年賀小形シートの使用例は、この程度で上出来だと思っています。
まともな小形シート丸ごと使用例なんて、恐ろしくて考えたこともありません。
この小形シートは変則的なシート構成で、なおかつ目打も印刷でそれらしく見せているので、ポジショニングが可能なことは皆さんもよくご存知だと思います。
この切手は、上から2列目の右端、すなわちポジション4の位置のもの。
赤い切手に、消印が朱色の唐草印なので見難いのですが、拡大すると普通に見えますね。
世田谷局、昭和25年4月8日の使用例で、自然な感じの好ましい使用済だと思います。