旧小判10銭の重量書留便

以前に作ったリーフを眺めていたら重大ミスを発見。
なんと、消印データが全く違うじゃありませんか!
たぶん、リーフのデータを使い回しているうちに、データの入れ直しを忘れて前のままになってしまったのだと思います。
手書きのリーフでは起こり得ないミスが、パソコンで作っていると有り勝ちなミス。

そこで作り直したのが下のリーフ。

旧小判10銭を縦ペアで貼って、7倍重量の書留便にしたもの。
7倍重量なので相当ボリュームがあったのでしょう。封筒全体がシワになっていて、開封の時の破損で上部が破れています。
コンディション的には良くないのですが、使われ方としては面白いかと。
幸い切手は破損してないので、そこも救いですね。

そして、僕がよくわからないのが、箱場印らしく見える「雑喉場」の朱印。
「雑喉場」と書いて「ザコバ」と読みます。
もともとは大阪の魚問屋が集まっていた賑やかな地区で、現在の大阪市西区江之子島周辺。

雑喉場の箱場印は、古くからは単円内に「雑」が知られているのは知っていましたが、「雑喉場」とフルネームで書かれたのがあるのでしょうか?
そして、書留便なのに箱場に入れる??

こういうのって、どうなのでしょうかねぇ・・・。

旧小判10銭の重量書留便」への2件のフィードバック

  1. 「摂河泉の郵便印」日本郵楽会刊行に小型書留印として掲載しております。

  2. 多田 様
    いつも、ありがとうございます。
    おぉ、なるほど。
    『摂河泉の郵便印』は見たのですが、書留までは確認はしていませんでした。
    初期の書留印なんですねぇ。
    勉強になりました。
    またリーフの作り替えです。

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