こどもの日は、とっくに過ぎてしまいましたが、画像はネパールが1961年に発行した「こどもの日」の切手。
4×4枚で1シートを構成しており、発行数はたったの1,000シートですから、単片でも16,000枚だけ。
印刷は、当時ネパール最大の印刷会社であったカトマンズの Gurkha Patra Press の凸版印刷ですが、見てもわかる通り手作り感満載な切手なのです。
手作り感満載ということで、ルーペで1枚1枚を見て行くと、どの切手もどこかしらが他の切手と違うわけで、つまり単片切手でもポジショニングが可能であることに、20年ほど前に気がつきました。
例えば、下の単片使用済はポジション12。
画像の黒丸部分に、他の切手とは違う特徴があります。
それで、下の切手はカバーの使用例から、切手の部分だけを抜いたもの。
同じく黒丸内が特徴です。
たったの16枚構成シートと言っても、使用済切手を集めるのに手間がかかるので、リコンストラクション完成は当分先のこと。
1961年発行という最近の切手ですが、こんな遊びができるのです。