岩手県平泉町に所在する中尊寺。中でも金色堂は超有名なので、中尊寺のことは知らなくても「金色堂だけなら知っている」という方がいらっしゃると思います。 今では、中尊寺を含む一帯が世界遺産に指定されたことから多くの観光客で賑わ…
月: 2020年4月
『青一』
先日、収友を通じて未知の方から、市田左右一氏の著書『青一』について質問を受けました。そこで思ったのが、本書は著名な割りには意外と知られていない部分があって、収集家を混乱させていること。 今は、昔と違って郵趣文献の古書価格…
『FINDS』251号
北欧切手研究会の会誌『FINDS』251号が届きました。1975年創刊の本誌は、あと5年で創刊50年を迎えます。 今号は、デンマーク・クラシックの2色切手の解説とフィンランドM30シリーズの解説が興味深い。特に後者は、昨…
JUNEX ’76出品目録
実は、今だに引越しの片付けをしています。今日、開けた段ボールには缶の箱がいくつか入っていたのですが、それを開けると明治スタンプの『東京切手教室』とか古いパンフレットが幾つも出てきて、その中の1枚が1976年開催のJUNE…
第3次ローマ字入り10円コイル
以前に、同じシリーズの100円コイルのリーフをお見せしました。今回の10円は、100円よりもマシですが、専門外で作るリーフは「この程度が限界かなぁ」なんて思っています。 それにしても、縦型コイルに縦型封筒ですから、収まり…
オーストリア・風景シリーズの印刷違い
オーストリアの通常切手は、戦前、戦後ともに興味深いシリーズが多いですね。図案的にも、集めて楽しいものが多いですし。もし、外国切手初心者に「ヨーロッパでどこか一国を」と言われたら、オーストリアのちょっと突っ込んだカタログコ…
ハンガリー・不便地割増料金
画像は、ハンガリーのプレスタンプで、現在のスロバキアに属する Rozsnyó から、Csejten 村へ宛てたもの。 残念ながら、手紙に内容が残っていないので年代の特定は不可能なのですが、左上に「ROSENAU」という郵…
カタログの分類(『第1次動植物国宝図案切手』を読んで)
昨年のJapexで企画された第1次動植物国宝図案切手は、なかなか印象深く、今でも記憶の中に残っています。その記録集が刊行され、熱心な多くの方に読まれたものと思います。 読んでいて気になったのが、12ページの解説。ちょっと…
ハンガリーの消印から
たまには、こんなものをお見せしないとハンガリーの収集家であることを忘れられそうなので・・・。 ハンガリーの消印体系はものすごく複雑で、形式の数も日本の比ではありません。画像は、タイプEz0というもので、大別がEで、細別が…
国際観光年50円
画像は、1967年10月2日に発行された「国際観光年」2種の中から50円。皆さんも、ボストーク図入りアルバムの中に収まっているのではないでしょうか。横山大観「霊峰飛鶴」の美しさを、存分に伝える大形切手の秀作ですね。 実は…