なんで手元にあるのか、よくわからない第2次円単位10円染井吉野の下半分50枚ブロック。
ガタガタの不揃いの全型目打が酷いなと思いながら、ルーペを覗いているうちに気がついたのが下の画像のもの。
青丸のところをよく見ると、印面外上方に向かって紅色の線が伸びているのがわかりかと思います。
拡大画像では、上下2枚分を示しました。
更に50枚ブロックを観察すると、下の画像のように縦列の全て、すなわち55、65、75、85、95番切手に、同じような特徴があることがわかりました。
面白いことに、印面左端からの距離を測ると
55番切手7.25mm
65番切手6.5mm
75番切手5.75mm
85番切手5.25mm
98番切手4.75mm
というように、上へ向かうほど左端からの距離が長くなることがわかりました。
念のため、他のポジションも確認しましたが、この縦列以外には同じ特徴を見ることはできませんでした。
偶然にしてはよく出来すぎていると思いますし、この正体はいったい何なのでしょうかねぇ。
なんでこうなるのでしょうか?
拡大写真を見ると、右側の目打ちが乱れていませんか?
乱れのある縦5枚の右側の目打ちの乱れを今一度観察すれば、何かヒントが得られるかも。
もしかして、目打ち穿孔時に、乱れが生じた?
それにしても、よく切手を細かく観察されていますね。
三浦 さん
いつもありがとうございます。
ご指摘のとおり、このシートの目打は歪みが大きいのです。
別の機会にブログネタにしようかと思っているのですが、とても全型目打とは思えないほどです。