画像は、フランスの現行切手(正確には現行ではありませんが)から、サビーヌの80サンチーム切手。
僕は、フランスの現行切手では、このサビーヌとこれに続いて発行されたリベルテが好きですね。
なにしろ、図案、凹版彫刻ともに芸術性が高いですから。
下の画像はリーフからの一部なのですが、第4コーナーでコアン・ダートは1977年12月1日で同じ。
じゃあ、なんで並べて貼ってあるのでしょうか?
よく見ると、右の切手にはコアン・ダートに2本の細い線が入っているのが見えると思います。(2本のうち上の線が極細なので見難いですが・・・)
この線は、ルペール・エレクトロニークと呼ばれるもので、これを光電管が読み取って目打を施すという仕掛けで、他国でも似たような仕組みが見られます。
無印、細線2本、太線1本、91番切手に細線1本などが有りますが、これらは印刷機が関係してきます。
緑の80サンチーム切手には、上の画像の2種があり、印刷機はTD-6のみだと思います。