JAPEXの企画の1つが「動植物国宝図案切手70年」。
非競争出品、競争出品、様々な作品が展示され、近年になく楽しめた企画部門でした。
その中に第1次動植物国宝図案切手は3作品が展示されましたが、水谷行秀氏の作品は、他の2作品とは明らかに系統が異なる作品という印象を受けました。
どこが違うのかと言うと、他の2作品はいわゆる伝統郵趣の教科書的な展開なのですが、氏の作品は使用例にほぼ特化した作品。
氏の伝統郵趣的な作品は、JAPEX2016の「新動植物国宝1966年シリーズ」に示されているので、それと比較すると、今回の作品がいかに氏がやりたかった事を非競争作品として具体化したのかが理解できます。
本書は、その記録作品。
有り難いことに、作品展示とリアルタイムでわけていただくことができました。
肝心の中身については、氏の著作物なのでご紹介はできませんが、「しつこいほどに、こだわりを持って集める楽しさ」が伝わって来る作品集です。
この度は作品集をご希望して頂きありがとうございました。
また、私の思いをそのままにブログに紹介して頂き感謝致します。本当にその通りで、だから非競争にしたのです。
次は記念出版です。極力良い出来にします。また、この分野のバイブル的存在となるようこれから頑張ります。
水谷 さん
昨年は、作品を見ながら機械印についてレクチャーしていただきましたね。
今後も色々と教えてください。
また、よろしくお願いいたします。