画像は、第2次新昭和切手塔30銭の上部40枚ブロックの一部で、この画像からでは解りませんが、分割目打のもの。
注目は赤枠で囲った3番切手。
このシートは、いわゆるD版と呼ばれるもので、3番切手の赤丸で囲った「日」字欠損と「菊花紋章」10時方向の欠損が特徴です。
ところが、この切手の「菊花紋章」がおかしいのです。
普通ならば、明瞭に切断されている線が、下の拡大画像を見れば解るように乱れています。
正確に言うと、切断されていた線を、後から付け足したように見えます。
どうもリタッチのように見えるのですが、どうでしょうか?
もしリタッチだとすると、「日」字の切断の方は放ったらかし状態だったと言えます。
これだけ近接しているし、「日」字の異常に気がつかなかったとは思えないのですがねぇ・・・。