連合基金オークション1986

以前に(財)日本郵趣連合の財政基盤を安定させるために、毎年、基金オークションが行われていたことは、皆さんもよくご存知だと思います。
たしか、東京のタカハシ(サンフィラはどうだったかな?)、大阪のカメリアが交互に開催していたように記憶しています。

このオークションは、それ用に出品物が集積され、また当時の連合関係者のコレクションから、アッと驚くようなマテリアルが出品されていたところに、1つの特徴がありました。

画像のカタログは、僕がまだ大学生の時のものですが、この回の超目玉は不発行「東宮ご婚儀」のシート4種揃い。
カタログの中ほどに、2ページを割いてカラー図版で収録されています。

まぁ、こういうものは解りやすいので目立ちますが、地味に驚いたのがロット1195の手彫切手。
表紙の中央に縦ペアで載っている洋紙カナ入り1銭。
カタログ評価数千円のものが、最低値40万円で、それが100万円で落札。

手彫切手の超初心者というか、まだ数枚しか持っていなかった身分にとっては、手彫と消印の組合せ、そしてご当地物の恐ろしさを初めて知ったオークション。

このカタログを今見返すと、数千円代の小判切手や手彫切手の横に入札を示す赤丸が付いて、そんなのを見ていると、いろいろと思い出しますねぇ。

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