1銭女工それとも秀山堂?

画像の使用例は、今まで第2次昭和切手1銭の使用例として、同額面ページに貼られていました。
貼られていたリーフの製造年を見たら1992年なので、27年間ずっとそこが定位置だったわけ。

このマテリアル、宛名を見れば誰もがわかるように郵趣家便で、差出人は大川如水氏。
大川氏が、荒井国太郎氏に原稿執筆のお礼状として送ったものです。

このマテリアルの使用例としては、
1 桜15銭はがき
2 第2次昭和切手1銭
3 秀山堂切手
になります。

今まで、なぜ1銭切手の使用例としていたのかと言うと、とにかくブロックで目立つし、桜はがきの50銭時代の加貼使用例としては他の加貼マテリアルがあるので、積極的には桜はがきとしては評価してこなかったからです。

ところが、最近になって秀山堂切手としてはどうだろう?
と、思い始めました。
たぶん、27年前にリーフを作った時には思わなかったのだと思いますが、貼付されている秀山堂切手を調べ直すと、ルレット目打の切れ方(N版とS版では違う)で、S版のポジション1と確定できました。

そこまでわかると、単なる加貼切手としてではなく、注記として「S版ポジション1の使用例」と書けるわけで、ちょっとカッコいいリーフになります。

1銭切手のブロックを取るか、秀山堂S版ポジション1を取るか、悩ましいですね。
たぶん秀山堂のリーフへ移動だと思いますが・・・。

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