第1次新昭和・塔30銭

第1次昭和切手の塔30銭は、五重塔という図案の性格上から細かな画銭が多い切手です。
このため、印面が全体的に潰れていたりして明瞭な切手が少ない感じがします。

下の画像は、糊付き切手の変形28枚の大ブロックからの一部画像ですが、全体的に見た感じがスッキリとした印象の切手だと思います。
幸いにもこのブロックには78番切手(画像ではカットしてあります)が含まれており、「本」字の崩れから14版のシートであることが特定できます。

下の画像は上のブロックから93番切手を拡大したものです。

拡大すると、いかに明瞭な印刷であることがわかります。
例えば、屋根や、その下の三手先組物がハッキリと見ることができて、いい感じです。
ちなみにこの切手、凸版印刷社製です。

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