ロコモーション号

イギリスのワイルディング・シリーズを全日展に出品したことがありますが、画像に切手は見えるものの、今日はワイルディング・ネタではありません。
今日の主役は機械印。

日本では、機械印と言えば標語印とか広告印で、それらにも多少の絵は入っていたりしますが、主役は文字ですね。
日本で絵が主役となるのは、メータースタンプ程度でしょうか。

外国には絵入りの機械印がたくさんあって、テーマ収集には良いアイテムになります。
画像は、近代的鉄道が初めて開通した時に用いられた蒸気機関車ロコモーション号が描かれたもの。

開通は、1825年9月27日のことで、製作者のスチーブンソン自らが運転し、80トンの石炭を平均時速18キロで運転したそうです。
有名な機関車なので世界中で切手になっていますが、イギリス以外で発行されたのは、その多くが「いかがわしい」切手です。
そうした中にあって、地元ストックトンで1964年6月に使用されたこの消印は利用価値が高いもの。

ワイルディングなので極めて安価なのですが、この消印の存在を知ってから入手するまでは、ピンポイントということで、けっこう手こずりました。

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