「東海道五拾三次」切手

1回目、2回目と買い漏らしていた「東海道五拾三次」切手が、20日の3回目の販売で、ようやく買えました。
9時販売開始で、9時8分には完売。
それが、今日の午前配達で到着。

この切手、あちらこちらで評判が良いですが、実際に手に取ってみると確かに良いですね。

タトウを開くと、左側に下の画像のような解説が、日本語、英語、中国語で書かれています。
そう、なぜか中国語。
日本語と英語で十分だと思います。
それとも、中国って日本切手の良い顧客なんですかね??
海外向けを想定しているなら、中国語をカットして、空きスペースに五十三次の地図でも挿入した方が、外人さんには親切だと思いますが・・・。

そして、右側には切手が収まっています。
下の画像では、小さ過ぎて伝わらないとは思いますが、実際のシートは迫力があります。
なんてたって、縦34.6センチ、横22.3センチもありますからねぇ。
おかげで、普通サイズのリーフには貼れません。
仕方がないので、このまま保管しときます。

小さい画像ばかりなので、ここで1枚拡大画像をどうぞ。
ご存知、「日本橋 朝之景」。
これを見れば、このシートの素晴らしさがわかるでしょう。

元の刷りが、何を使用したのか知りませんが、空の青さのグラデーションが綺麗に出ていますね。
よくない刷りでは、ここがベタや、ベタに近くなってしまうのです。

そう言えば、山種美術館には、五十三次が売られた時に包まれていた袋が収蔵されているのですが、これは版画本体よりよほど貴重です。
僕は、山種収蔵品意外には実見したことがありません。
袋は捨てられることが大部分なので、なかなか残されていないのです。
その袋には「五十三次」ではなくて、「五十三驛」と書かれています。
版画本体には、切手でも読めるように「五十三次」となっているのですが・・・。

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