ネパール・なかなか良い使用例

リーフの切手は、ネパールのSri Pashupatiシリーズの中でも、1907年に発行された最初のグループ。
額面は4パイサで、1枚貼りは最も基本的な使用例です。
ですが、この使用例は文句なく素晴らしいもの。
僕のSri pashipatiシリーズのコレクションの中でも、使用例部門ならベスト5に入ります。

Dhankuta局1955年1月11日ですから、西暦に直すと1909年5月24日に差出されて、Kathmanduに宛てられたもの。

Dhankuta局の抹消印 “Negative Postamarks” は、1898〜1910年の使用が確認されています。
ですから1907年発行の切手ならば、3年間も使用期間が重なるのですが、実際は初期切手である “Sripech and Crossed Kukris” シリーズの在庫が大量に有ったことから、1907年発行の切手はほとんど使用されず、そのため本カバーのような組合せは、どの局であっても極めて少ないのです。

カバーの状態も素晴らしく綺麗なもので、こうした使用例には中々お目にかかれません。
次回の切手展出品作品には、100パーセント当確のカバーです。

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