さてさて、今年も残すところあと僅かとなりました。子供の頃は大晦日が近づくと、お年玉の皮算用が始まります。「来年は、いくらになるかなぁ・・・」なんてね。きっと、皆さんもそうだったと思いますが・・・。当然ながら、主たる使い道…
小判型封緘はがき
画像は、大正7年から発行が始まった小判型封緘はがき。地味な存在の封緘はがきの中でも、特に地味な存在なので人気が全くなくて、多くの人が未使用は1枚だけ入手して、上がりにしているのではないかと思います。 この封緘はがきの着目…
『記番印カタログ』決定版
鳴美からは、1984年以来、何回も記番印カタログが出版されていますが、今回出されたのは「決定版」ということなので、これが最後の出版になるのでしょう。 本書に収録された確定総数は1363局で、全体の約75パーセントだそうで…
『さくら』から『普専』へ
今日、表題の刊行案内をいただきました。『さくら』はわかりましたが、『普専』??しばし考えて、ようやく理解です。『日本切手専門カタログ』に変わって刊行された、『日本普通切手専門カタログ』のことなんですね。あれって『普専』っ…
丸一型印・郡名入り
画像は、先日入手した丸一型印の使用例。まぁ、普通の使用例です。入手した理由は抹消印にあるので、拡大画像を見てください。 拡大するとよくわかると思いますが、郡名入りというわけで下総国東葛飾郡野田となります。 印影が横向きに…
多度津局の風景印
画像は、香川県の多度津郵便局の風景印。印影が細く、綺麗に出ている好ましい押印です。図案の主題は、多度津駅前にある8620形蒸気機関車の動輪と「四国鉄道発祥之地」のモニュメント。 風景印に罪は無いのですが、僕はどうも「四国…
クリスマス
昨日は、家内とちょっと早いクリスマスを過ごして来ました。写真は、恵比寿ガーデンプレイス。恵比寿ガーデンプレイスは今年で25周年。 いつ行ってもそうなのですが、僕にとっての恵比寿のイメージは、文字通りビール工場。山手線に平…
丸一印の便号入りと便号無し
画像は、どこにでもある東京の市内便ですが、抹消印と配達印の両方が押されているところがいい感じで、しかも同一郵便局です。でも、よく見るとなんだかシックリとしません。 データは、下の抹消印が「武蔵東京飯田町/廿八年十月十六日…
リベリア・連邦100年
画像は、1940年にリベリアが発行した「連邦100年記念」3種セットの中からの1枚。 日本でリベリアというと船の船籍で有名な国で、船舶事故が起こるとニュースで「リベリア船籍の貨物船が・・・」などと聞きます。これは、国の方…
四方田犬彦『女王の肖像』
読むべき本が他に数冊溜まっていたので、ようやく本書の順番になりました。一ヶ月ほど塩漬けだったでしょうか。 比較文学者である四方田犬彦氏が、切手収集家であることを本書で初めて知りました。氏の多くの著作と同じく、本書もエッセ…