ウッドワード収集は、1938年のオークションで市場に放出されたので、今でもそのリーフを時々見かけることがありますし、日本でもリーフのままコレクションに保存されている方がいらっしゃいます。 そうした一方で、博物館の収蔵品に…
カテゴリー: 郵趣史
ネパール・初期の書留便
画像は、以前に全日展へ出品した作品からの1リーフ。このカバーは気に入っています。 貼ってある切手は、左から緑の4アンナ、紫の2アンナ、青の1アンナの合計7アンナで、初期切手3種の完貼り!これは、なかなかお目にかかれない使…
和田製の「参考」品
昨日、ちょっとだけ和田製の模造品について触れたので、今日はその製品をご紹介。和田の製品群は、他の模造品製作者のそれと比べるとバラエティに富んでいるのが最大の特徴でしょう。その中から、代表例として選んだのが鳥12銭。この製…
切手商バラバラ殺人事件
『足利南郵趣』昭和52年9月号の記事から。下の画像は、記事全体ではなくて図版として使用された部分のみの掲載です。新聞記事は、7月9日の朝日新聞だそうです。 こんな事件があったのですねぇ。昭和52年ということは、1977年…
戦前・戦中の切手商組合
ちょっと調べ物があったので、戦中の『京都寸葉』誌を見ていたら「切手商組合の改組」という記事を見つけました。昭和19年8月の第112号です。切手商の組合と言えば、戦後に出来た日本郵便切手商協同組合と全日本切手商協会の2つし…
玉六のヨ
1991年4月27日の第54回JPS特別オークション。「玉六のヨ」が、公開オークションで初めて競売にかけられた日です。朱消ではあったものの、センターがしっかりとしていて、当時知られていた中では、最もコンディションの良いも…
ルボン砲兵大尉の軍事郵便カバー
1ページに10通のカバーが重ね貼りされたオークションカタログ。その中に、ヒッソリと隠れるように名品が・・・。 1981年4月5日に東京で開催された Richard Wolffers オークション。カタログには明記されてい…
小早川商会
画像は、和田商店と並んで日本の切手商の草分け的な存在であった小早川商会が差し立てた使用例。印刷物なので、価格表を送ったものかも知れません。 消印データは、横浜局の欧文印で1912年10月17日ですから、大正元年。 小早川…
連合基金オークション1986
以前に(財)日本郵趣連合の財政基盤を安定させるために、毎年、基金オークションが行われていたことは、皆さんもよくご存知だと思います。たしか、東京のタカハシ(サンフィラはどうだったかな?)、大阪のカメリアが交互に開催していた…