以前にも、配達局名記載については紹介したことがありますが、今日はリーフでのご紹介。 震災葉書には、ご丁寧にも住所欄が印刷されていますが、その中には配達局名を記すスペースまで設けられています。この配達局名表記を遡ると、なん…
カテゴリー: 日本郵便史
戦時特例
画像は、切手が貼っていないカバーなので、一般的にはつまらないマテリアルとされるもの。そんなジミな使用例を、少しでも役立てようと郵便史的に整理してみました。 言うまでもなく、昭和20年1月に出された「戦時特例」に基ずく書留…
敦賀の小判はがき5厘
画像は、小判はがき5厘の使用例の一部カット画像。ご覧のとおり消印がフラフラなのですが、3個押されているのでデータ的に読むには問題はありません。「敦賀/越前・一・一八・に」 KB2型なので、それ自体では使用年はわからないし…
明治4年郵便料金表
『横浜郵趣』のバックナンバーを見ていたら、こんな付録が出て来ました。 明治4年の横浜郵便役所開設に伴う郵便料金表なのですが、「横浜ヨリ近傍村々へ届状賃銭表」が後ろの方へ付いています。 自分がもともと鎌倉出身なので、「鎌倉…
東京西ノ久保ってどこよ?
新小判切手5厘に「武蔵/東京西ノ久保」の丸一印。 この西ノ久保の消印は多く見られて、自然と集まった単片やカバーの中に気がつけば、何点もありました。 無作為に入手して何点も有るということは、それなりに取扱量が多い局なわけで…
郵便史・覚え用のリーフ
画像は、日本の郵便史の覚えとして作っているリーフの1枚。若い頃は、郵便料金とか改正日とかを、まぁ全部じゃないですけどキーになるようなところは覚えていたのですが、気がついたら忘れる一方の頭になってしまいました。 で、作り始…
第1次新昭和1円の使用例
今年のJAPEXの展示の1つに「新昭和切手75年」ということで、4作品の展示がありました。どれも、それぞれ特徴のあるコレクションで、楽しみながら拝見させていただきました。 下の画像は、僕の北斎1円のページからの1通。 見…
鉄郵印・会津若松荒海間
画像は、旧菊15円に鉄郵印。カバーからカットされたものですが、90円料金ですから定形外速達だったのでしょうか?それでも、ピタリと一致はしませんが・・・。 消印部分を拡大して、正位置に回転させたのが下の画像。データは「会津…
汽車の時刻
ステーショナリーの仮貼りリーフに、果てしなく昔から放置状態の小判葉書。なんで入手したのかもさっぱり覚えていないのですが、状況的に見るとたぶん「横浜」の停車場印じゃないかと思います。もちろん、珍しいわけではなくて沢山ありま…
旧小判10銭の重量書留便
以前に作ったリーフを眺めていたら重大ミスを発見。なんと、消印データが全く違うじゃありませんか!たぶん、リーフのデータを使い回しているうちに、データの入れ直しを忘れて前のままになってしまったのだと思います。手書きのリーフで…