先日、日露戦争のことを記したので、今日はシベリア出兵の使用例ですが、このリーフは「日本郵便史」のアルバムに綴じてあるリーフです。 消印が若干薄いのですが、データはきれいに読め、第一野戦局の大正10年10月24日の使用例で…
カテゴリー: 日本郵便史
田沢切手のいただきもの
ジャペックスの時に、久しぶりにお会いした方からのいただき物です。「お前は、会の雑用をよくこなすからご褒美だ」というのが下さった理由で、有り難いことです。 注目したいのは、満州国の公用封筒が使われている点で、この辺のことに…
東京青森間の鉄郵印
9月発行の鉄道郵趣研究会報に、下の画像の記事を載せました。無署名で「café time」としているのは、誌面のレイアウトに隙間が生じた際に、その穴埋めとして編集担当者である僕が、小話風に書いている埋草というのが理由の一つ…
本郷局の戦災日付印
戦災日付印(戦後の物資不足時も含む)の使用例は、数局(杉並方南局や徳島元町局、その他)が知られていますが、中でも有名なのが東京の本郷局だと思います。画像のリーフは「なんちゃって郵便史」からの1リーフで、本郷局での使用例を…
トラック島
画像は、図案改正楠公葉書のトラック使用例で、データは昭和17年4月15日。宛地は山形市。 南洋エリアの郵便局の消印は、局名がカタカナで、櫛型印はC欄が「郵便局」。そして本土とは違った雰囲気を出している風景印など、どれもに…
明治の下板橋支局とその後
東京支局の大形ボタ印の中でも、飛び抜けて評価が高い下板橋支局。郵趣家の間でも「板橋なんて、江戸の外れの農村だからねぇ。明治になったって郊外の田園地帯でしょ」なんて、囁かれることがあったりします。まぁ、当たっていそうで、外…
新小判2銭・東京の本便と補助便
知人から、僕などには全く身分不相応なカバーをいただいてしまいました。それが、下のリーフの右のもの。縮小された画像なので分かり難いとは思いますが、貼付された切手が新小判2銭の藁紙で、目打がなんと11N。もうビックリです。「…
「切手は裏に貼りなさい」
2週間ばかり立て込んでいた仕事も、一区切り。このまま行けば、今月は通常業務で過ごせるかな?という感じです。 私達にとって、手紙を書いたら切手は表面に貼るのは、いたって常識的なことで「どこに貼ろうか」などと迷う余地は全くあ…
ストックブックの中から・・・
なにかないかと、朝鮮関係の消印を集めたストックブックの中から出て来たのがこれ。 田沢旧大正毛紙旧版に押された鉄郵印。ちょっと見難いですが、なんとか読めます。「釜山京城間/上二/4.10.25/京城発后7・・・」で、残念な…
第1次ローマ字入り25円1枚貼り
画像は、昭和41年7月に発行された25円を1枚貼り、クリスマスカードを西ドイツへ送った使用例。船便の印刷物ということで特に珍しいものではなく、たまに見かけます。 抹消印は、日本橋局の欧文印で1968年11月14日。船便な…