Japexで、友人から2通の連合葉書(小判横型料額改正葉書)をいただきました。それを整理したのが、下の画像です。 早速2通並べて、差出地が違えば閉嚢に伴う中継印が異なることを示すリーフを作りました。上段は、下関東局・明治…
カテゴリー: 日本郵便史
南満州鉄道の鉄郵印
仕事の関係で、ちょっと更新が止まってしまい申しわけありませんでした。毎日、ぷらぷらしているように見えると思いますが、一応、まだ多少は働いているので・・・。 下のリーフは、田沢旧大正毛紙3銭の使用例なのでどこにでもあるもの…
越前国蔵作郵便局の開函証印帳
8月22日の「1通の葉書から」の記事の中で、越前国足羽郡所在の蔵作局について若干触れましたが、下の画像は同局の開函証印帳からの一部。本来は簿冊形態であったはずですが、バラされた状態で二丁分、5月1日から31日までの1ヶ月…
1通の葉書から
画像のリーフは、越前国大野郡に所在した中手(なかんて)局のKG印で抹消され、隣りの局である蔵作へ宛てたもの。蔵作局の到着印もあります。 中手局は、明治17年7月1日開局で、20年3月31日に廃止。蔵作局の方は、明治13年…
年賀特別郵便の復活
台風が去って、再び死ぬほどの暑さが戻ってきましたが、そんな時に季節的に場違いな年賀状です。もっとも、我家には郵便やメールで「おせち料理」のカタログが幾つも届いていますから、あながち変なことではないのかも・・・。 画像は、…
郵便線路図の注記
日本切手を集めていらっしゃる多くの方は、手持ちのカバーの逓送経路を調べるために「郵便線路図」を活用されていると思います。僕もできる限り、各年度版を集めるようにしています。これは、1年違うと郵便線路がガラリと変わってしまう…
震災の「なんちゃって郵便史」
話題の書「THE EQ REPORT 合本」を、少しづつ読んでいます。三分冊の大冊に震災郵趣がみっちりと記録され、今年、最高の郵趣書であることは間違いないと思います。下の画像に三冊分の表紙を並べたのですが、こうして見ると…
記念自動押印機
時々登場する「なんちゃって郵便史」コレクションからの1リーフ。この「なんちゃって郵便史」と言うのは、郵趣界で一般的に言うところ郵便史ではなくて、余剰マテリアルを活用しながら「郵便の歴史でも語ろうか」みたいなもの。 今日ご…
手彫切手の帯封
あと1ヶ月ほどでスタンプショウということなので、41年前のスタンプショウ会場で行われたJPSフロアオークションから一品。 当時大学生だった自分にとって、帯封と言えば小判切手以降からしか馴染が無く、送られてきたオークション…
京橋箱場
画像の錦絵は「東京名所四十八景」から「京はし」。「東京名所四十八景」は、昇斎一景が描き明治4年に出版したシリーズで、江戸から近代都市東京へと変貌する姿が描かれた絵画資料として、面白く、そして重要なもの。 ご紹介する「京は…