本書の著者 James A. Mackay(以下、マッカイ) 氏については、郵趣界では世界的な著名人なので、多くの方がご存知だと思います。氏の著作は数多くありますが、僕が最も気に入っているのが本書。 内容は書名が示すよう…
カテゴリー: 文献
古いA. T. A トピカル・カタログ
画像は、以前に友人からいただいたATAの『トピカル・カタログ鉄道切手編』で、1960年版ですが新本のような状態が良い感じです。 ご存知のように、鉄道切手のばあい、真面目な切手の他に切手と名のつくラベルのようなものまで、巷…
北欧で震災切手
海外における日本切手の収集団体は、現在、過去を含めると幾つかがあります。その中で最も規模が大きいのが I.S.J.P で、これは皆さんもよくご存知だと思いますが、このほかにイギリスやドイツ、それにスカンジナビアの団体が古…
『大日本及全属国の郵便切手』
ウッドワードの大著『大日本及全属国の郵便切手』。今でも、日本切手を集めるには基本文献ですね。もちろん、今となっては間違いも散見されますが、本書を底本にしてデータの追加や修正を行えば、現役本として使えます。僕は、1972年…
『スコットカタログの使い方』
本と本の間から、懐しいものが出てきました。『スコットカタログの使い方』。これは、以前に郵趣サービス社を通して『スコット』を買うとサービスで付いてきたもの。画像のものは、奥付を見ると1984年版のもので、第10版と書かれて…
「郵便史・郵便印紀行「明治の東京・深川 郵便局ぶらり散歩」」
表題の解説を収録した『切手の博物館紀要』第20号を、著者の鎌倉氏がご恵贈くださいました。本稿には副題が付いており、それを含めた正式タイトルは「郵便史・郵便印紀行「明治の東京・深川 郵便局ぶらり散歩」〜郵便史・郵便印コレク…
『切手の歴史』
昨日から腰痛で死んでいます。昨日は、コルセットで腰を固定しないと起き上がれないほどだったのですが、今日は多少はマシになりつつあるように思います。 ということで、ベッドでゴロゴロ、ソファでゴロゴロなのですが、ゴロゴロするだ…
『図解切手収集百科事典』
本書は、僕と同世代以上の方なら多くの収集家が読んだと思います。それほどまでに、著名であり、また切手収集の基本文献として定番でもありました。1973年刊行ですが、箱の帯にオレンジ色と黄緑色があり、黄緑の方がだいぶ少ないよう…
“FOCUS ON STAMPS”
二十数年前にロンドンで8ポンドで買い求めた、切手収集の入門書。レターサイズの判型にページ数は76と、こぢんまりとはしていますが、逆に中身は濃いのです。 大抵の啓蒙書は、切手収集の概要や、切手の種類、集め方などを一通り述べ…
『津田沼徒然草 NEXT』No.8
5日ぶりの我家。帰ってみたら、ebayの落札品やら国内外からのオークション誌、仕事関係の学会誌などの郵便物が机の上にドカッと。そして、その中にあった一冊がこれ。 例によって、編集者好みのマテリアルがページのあちこちにてん…