北欧切手研究会の機関誌『FINDS』250号が到着。今号には「安価に楽しむスウェーデン・クラシック」と題して4ページほど書かせてもらいました。 1858年発行の10オーレ切手なら、安価にスウェーデンクラシックが楽しめるこ…
カテゴリー: 文献
『さくら』から『普専』へ
昨年、12月23日に紹介した表題の文献が5日ほど前に配本となりました。 内容はタイトル通り、1種1枚で『さくら』カタログを手本に収集しているコレクターが、もう一歩進めて『普専』カタログを使いながら、専門コレクションへと進…
『記番印カタログ』決定版
鳴美からは、1984年以来、何回も記番印カタログが出版されていますが、今回出されたのは「決定版」ということなので、これが最後の出版になるのでしょう。 本書に収録された確定総数は1363局で、全体の約75パーセントだそうで…
『さくら』から『普専』へ
今日、表題の刊行案内をいただきました。『さくら』はわかりましたが、『普専』??しばし考えて、ようやく理解です。『日本切手専門カタログ』に変わって刊行された、『日本普通切手専門カタログ』のことなんですね。あれって『普専』っ…
四方田犬彦『女王の肖像』
読むべき本が他に数冊溜まっていたので、ようやく本書の順番になりました。一ヶ月ほど塩漬けだったでしょうか。 比較文学者である四方田犬彦氏が、切手収集家であることを本書で初めて知りました。氏の多くの著作と同じく、本書もエッセ…
『欧文日付印』
西野茂雄氏と谷喬氏の共著『欧文日付印』。1985年に『外信印ハンドブック』が出るまでは、欧文印の定番文献で、今でも基本文献の一冊であることには変わりは有りません。 僕の手元には下の画像の2冊があって、左が1964年の初版…
リンコルン『郵便切手の話』
日本で初めて刊行された切手収集入門書。大正2年の発行で、発行者は和田商店の和田鑄三郎。特に珍本では無いので、郵趣史に興味を持たれている方の中には、お持ちの方も多いと思います。いかにも戦前の本らしい、装丁のしっかりした良い…
「在日本外国郵便局」江口彪一郎
戦前に名古屋で『漫歩』という趣味誌が発行されていました。有名な雑誌なので、郵趣史に興味がある方ならご存知だと思います。『漫歩』は総合趣味誌だったので、絵葉書だとか駅のスタンプ、マッチラベルなど掲載範囲は広かったのですが、…
『風景入スタンプ集』
僕が風景印というものの存在を知ったのは、初代『スタンプマガジン』に風景印の特集が掲載されてからのことなので、1973年頃だと思います。その当時は、風景印の図鑑的な書籍がなかった(実際は全郵普から出版されていたが知らなかっ…
『第1次動植物国宝』
JAPEXの企画の1つが「動植物国宝図案切手70年」。非競争出品、競争出品、様々な作品が展示され、近年になく楽しめた企画部門でした。 その中に第1次動植物国宝図案切手は3作品が展示されましたが、水谷行秀氏の作品は、他の2…