久しぶりのハンガリー消印ネタです。 ご存知のように、ハンガリーは1867年から第1次世界大戦により瓦解するまでオーストリア=ハンガリー二重帝国であったことから、今では考えられない領域を有していました。そして、それに関係し…
カテゴリー: 外国郵便史
フランス・リベルテの使用例
1982年に、その前のシリーズであったサビーヌに代わって発行されたリベルテ。この時期のフランスは、経済状況の影響から郵便料金がたびたび改正され、1978〜1987年にかけては毎年郵便料金の改正が行われています。 この緑色…
ハンガリー・初期の印刷物
ホントに久しぶりに、ハンガリーのアルバムを引っ張り出して来ました。 画像は、ハンガリー最初の切手から2krを1枚貼った印刷物。2krは印刷物50グラムまでの最低料金なので、適正使用例ということになります。 Pest 18…
ネパール・1935年4Paisa
ネパールのSri pashupati シリーズから1935年発行の4Pisa1枚貼り。シングルレターの基本料金です。先日ご紹介した24Paisaの1枚貼りは、これに書留料金が加えられたものですね。 この時代、ネパールの消…
イギリス・ワイルディングとエドワード8世
イギリスのワイルディングシリーズのリーフから、米国宛平面路便の使用例です。 Bournemouth-Poole というイギリス南部、ドーバー海峡に面した港湾都市から米国カリフォルニアへ送られたもので、消印の日付は1953…
マーチン・ロシア宛航空便
画像は、3額面が貼付されているのですが、こうしたカバーをどの額面ページに挿入するのか、悩むところではないでしょうか?そして、どこに入れるのかは該当する額面の現状によって決められることと思います。下のカバーは、5ペンスの額…
フランス・OR印
なんだか、ちょっと汚いカバーですね。自分的には、元手がかかっていないので「まぁ、いいかな」と。 貼られているのは1871年発行の15サンチーム切手。地域内郵便の10グラムまでの基本料金で、これがパリ市内だと15グラムまで…
スウェーデン・船内郵便
度々ご紹介している、スウェーデンのグスタフ6世貼りの船内郵便。今回は1969年5月17日に Kungshoim 号から、米国フロリダ州に宛てられた比較的新しい使用例ですもう、この頃になると大西洋航路は航空機に完全にシフト…
WIPA’ 81の使用局
画像のカバーは、1981年にオーストリアのウィーンで開催された国際切手展WIPA’ 81 の公式封筒を使用した、北アイルランド宛の使用例。 消印は WIPA’ 81 の事務局専用の WIEN WI…
フランス・新旧種まき
画像は、フランスの種まきのカバーですが、4枚の切手全てが異なるという組合せ。色々な切手をベタベタと貼るのは、フランスではよく見られるパターンで、今でも郵便局の窓口に行って日本宛の手紙を差出すと、ベタベタ貼ってくれることが…