以前に50pfを紹介した西ドイツの「城と館」シリーズから、今日は10pf。このシリーズ、基本的に発行形態はコイルと切手帳で、一部例外的に郵趣家向けにシートで発売されています。 下のリーフは、コイルと10pf単独の切手帳使…
カテゴリー: 外国切手
オーストリア・風景シリーズの印刷違い
オーストリアの通常切手は、戦前、戦後ともに興味深いシリーズが多いですね。図案的にも、集めて楽しいものが多いですし。もし、外国切手初心者に「ヨーロッパでどこか一国を」と言われたら、オーストリアのちょっと突っ込んだカタログコ…
シエラレオネ・D51
画像は、シエラレオネが1991年開催の日本国際切手展を記念して発行したもので、もちろん収集家目当ての、いわゆる「好ましくない切手」の1枚。描かれているのはD51形蒸気機関車で、国際切手展とは全く無関係なのは説明するまでも…
スイス・テルボーイ
スイスの通常切手には、戦前、戦後ともに良いシリーズが幾つもありますが、1909年から発行が始まった画像のテルボーイもその一つ。もう一つの図案であるウィリアム・テルと同一のシリーズ群を作っていて、テルボーイが低額面、ウィリ…
デンマーク・凹版帆船切手の2つのタイプ
デンマークの通常切手と言えば、王冠と剣を描いた正方形のクラシック切手を思い浮かべる方が多いかも知れませんが、波と数字を組み合わせた数字図案シリーズ、そして今回ご紹介する帆船図案シリーズも、良い切手としてデンマークを代表す…
米国・近年の局型プリキャンセル
米国切手と言えば、プリキャンセルが一つの収集分野となっていますが、どうも昔からシックリとしない分野でもあります。プリキャンセルの楽しみ方がわかっていないからだとは思うのですが、あの画一的な局型プリキャンセルは、なおのこと…
フィンランド・1931年加刷切手
画像は、フィンランドが1931年12月2日に発行した、通常加刷切手。それまで、国内・国外ともに40pだった印刷物の基本料金が、12月1日から50pに値上げされたので、それに伴って発行されたものです。緑と言えばUPU色で印…
フランス・サビーヌ80サンチーム
画像は、フランスの現行切手(正確には現行ではありませんが)から、サビーヌの80サンチーム切手。僕は、フランスの現行切手では、このサビーヌとこれに続いて発行されたリベルテが好きですね。なにしろ、図案、凹版彫刻ともに芸術性が…
スウェーデン・王冠と郵便ラッパ
画像は、スウェーデンで1920年から発行が始まった通常切手シリーズで「王冠と郵便ラッパ」。このシリーズ、図案は良い感じだと思うのですが、北欧切手収集家以外の間では、知名度が今一つだと思います。 シリーズ全体では19種にも…
ソ連・初日カバー実逓便
初日カバーは、特に積極的に集めているわけではありませんが、時々気まぐれに買う時はあります。例えば、日本の「鉄道70年記念」などのように時間の洗礼を受けているものとか、「郵便の歩みシリーズ」などのように、切手として特に気に…